2016 こそあどアートワークショップ




お待たせしました!
2016年3月6日・20日に行われた第16回こそあどアートワークショップの様子をお知らせします!





【第一回・鑑賞プログラム@兵庫県立美術館】

日本中や世界中のいろいろな版画が集まっていた兵庫県立美術館で、
1回目の鑑賞プログラムが行われました。

今回なんと、最年少となる幼稚園のお友達から
小学校6年生までのお友達が集まってくれました!




≪絵本の読み聞かせ≫
まずはじめに…低学年のお友達と一緒に、2つの絵本を読みました!
美術館ってどんなところ?
おさるさんにぴったりなおうちって、どんなの?
みんなとっても真剣でした。




≪絵本トレジャー≫
次は、地図と絵本を持って美術館の中を冒険だ!
グループみんなで、絵本に登場する
個性的なキャラクターと一緒に版画の世界を進んでいくよ。




この作品、馬がたくさんいるね!何匹いるか数えて書いてみよう!




絵を見ながら間違い探し!あっ、発見!!
全部見つけられるかな?




この作品の中には、絵を描いている人がいるね。一体どんな絵を描いているんだろう?
想像してみよう!

絵の中にあるものを数えたり、間違い探しをしたり、想像して絵を描いたりしながら、
たくさんの作品を鑑賞しました!




≪みんなでおさらい≫
冒険のあとは、お部屋に戻って見てきた作品をおさらい!
どんなのがあったかな?こんなのを見たお友だちもいるんだね!
みんなが見たものを教えてくれたよ!



≪お絵かきジェスチャーゲーム≫
最後は、美術館の作品を使ってゲーム!!
グループで協力して、お題の絵をからだ全体で表現してみよう!

お題の絵をもらったら…まずはみんなで作戦タイム!!
「どの部分を」「誰が」「どんなふうに」表そうかな?




『お絵かきかきかき、はい、ポーズ!!』
このグループのお友だちが表しているのは、なんの絵だろう?
手をつないでいる人や、面白い格好や顔をしている人がいるね!




さっきのグループが表してくれた絵はどれかな?
三択クイズ!!
おもしろい絵がたくさんでみんな大盛り上がり。
体と頭をめいいっぱい使ってゲームをしたね!


作品をよーく見てじっくり考えて、体を使って表現して・・・
版画の世界を思いっきり楽しんだ1日でした!







【第二回・制作プログラム@芦屋市立美術博物館】
3月20日、2週間ぶりに集まったみんなと
芦屋市立美術博物館で制作プログラムを行いました!





≪絵本の読み聞かせ≫
はじめは鑑賞プログラムの時と同じく、絵本をみんなで一緒に読みました。
今日の絵本は、『影』のお話。
メリーちゃんの影がひとりで勝手に動き出して、
お花をつんだり、鳥に運ばれたり、魚に食べられたり・・・


もし、みんなの影が勝手に動き出して、好きなことをし始めたとしたら?
どこへでも行けるし、なんでもやりたいことができる影。
みんなの影はどこに行って、どんな服を着て、どんなことをするんだろう?
今日は、そんな自分の『影』を、版画でつくってみよう!




≪版作り≫
まずは、影のポーズを決めよう!
大きな段ボールの上にごろーーん!!
自由に動くみんなの影は、どんな格好をしているのかな?




こんな服、着せてみたいな!
あんな顔してるかも・・・
段ボールを切って、ボンドで貼っていくと・・・
自分の影が、だんだんできてきた!




≪インクをつけて刷る≫
版ができたら次は、真っ黒~い影のもと、インクをつけよう!
リーダーと一緒にローラーを持って、コロコロコロコロ・・・




すみずみまでしっかりつくように、力をこめてコロコロコロコロ・・・
真っ黒になりながら、みんな一生懸命頑張りました!




インクがついたら、大きな画用紙をかぶせて、上から手でこすります。
またまた力をこめて、ごしごしごしごし!
どんな影になるのかな~!




じゃっじゃじゃーーーん!!!
自分と同じ背の高さの、自分だけの影が完成!
今にも動き出して行ってしまいそう!




おもしろいポーズをとったり、素敵な服を着ていたり・・・たくさんの素敵な影ができたね!
最後はみんなの影をずらっと並べて、お話をしました。
この影はなにをしているのかな?どこに行こうとしているのかな?
お友達の作った影を見て、気付いたことを言ったりしていました。




影からいろいろな想像を膨らませて、個性あふれる自由な作品ができあがりました!
自分で想像して作って楽しい!みんなそれぞれ違う影の作品をみておもしろい!

ひとりひとりの思いがキラキラ輝く、笑顔と発見いっぱいのこそあどアートワークショップでした!!